皆さんこんにちは、会計士Dです。
本日は、短めの投稿になりますが、先日購入したHDVという米国高配当株ETFをテーマに書きたいと思います。
米国高配当株ETF
投資を始められた方であれば、この言葉を聞いたら、「VYM、SPYD、HDV」と、お分かりになられていると思いますが、簡単に解説させていただくと下記のような金融商品です。
「米国高配当株ETF」を単語毎に分解して、簡単に解説させて頂きます。
- 米国:アメリカの上場企業
- 高配当株:配当利回りが高い株式
- ETF:上場投資信託
まとめると、「アメリカの上場企業のうち、配当利回りが高い企業に分散投資して創成された上場投資信託」という感じです。
イメージとしては、米国高配当株ETFに投資するだけで、アメリカの高配当株銘柄に分散投資ができるということですね。
また、米国高配当株ETFに投資していると、分配金という形で配当がもらえます。
会計士Dはまだ投資したばかりなので、配当金をもらったことはないです。
早く分配金をもらって、投資の実感を得てみたいです。
続いて、分配金が幾ら貰えるのか?(配当利回り)、についてお話しします。
配当利回り:HDVを例に
配当利回りが幾らなのか、HDVを例にお示しします。
HDVの配当利回りですが、楽天証券ホームページで先ほど(2021年5月29日時点)確認したところ、以下の通りでした。
- 配当利回り:3.61%
- 配当金額:3.53ドル
こちらも税引前なので、実質的な利回り・配当金は3%弱・3ドル弱といったところでしょうね。
2021年5月29日時点でHDVの価格は約98ドル/株なので、ざっくり日本円1万円で1株購入できて、年間で300円弱の分配金(手取り)がもらえる感じです。
HDVを保有しているだけで、持っている株式数×300円弱の分配金がもらえるというところに、会計士Dはとても魅力を感じました。
リスク
米国高配当株ETFの内容と利回りについてお話ししましたが、リスクもあります。
会計士Dの考えるリスクについても、お話しします。
価格変動リスク
まずは、価格変動リスクです。
ETFは上場投資信託のため、日々マーケットが開いている時間帯でETFの価格自体が変動するリスクがあります。
例えば、コロナショックが起きたときには、HDVも30%程度下落してましたね。
1年経って、ようやくコロナ前の水準まで戻ってきたようです。
為替変動リスク
米国高配当株ETFはドル建てです。そのため、日本で生活している会計士Dからすれば、ETF自体の価格変動に加えて、為替変動のリスクがあります。
投資したとき100円/ドルだったとして、仮にETF自体を売却するとき90円/ドルとなった場合、円ベースでは為替の影響で10%下落することになります。
減配リスク
分配金の原資は、企業の配当です。
そして企業の配当は、企業の経営成績の良し悪しが影響します。
そのため、ETFを構成する銘柄の各企業の業績が悪く配当金が減少した場合、ETFの分配金も減少する可能性があります。
HDVに関しても、毎年300円弱の分配金が保証されている訳ではないということですので、留意が必要です。
終わりに
以上、米国高配当株ETFに関して、HDVを例に書きました。
当たり前のことではありますが、最後に記載させて頂いたようなリスクがあると考えておりますので、購入する場合には、ご自身の資産運用の方針を踏まえて、リスクもご自身で検討された上で、ご自身の責任で判断頂ければと思います。
会計士Dとしては、相場が大きく変動しない限りは、VYM・SPYD・HDVについて、毎月どれか、10万円程度購入する方針です。
そして、20%程度の米国株式相場の暴落が発生した場合に、余剰資金の一定額を以て、一括投資することを考えています。
現在、VYM・SPYD、HDVそれぞれに関して、10万円相当ずつ保有していますが、先ずは分配金の通知が来ることを楽しみに待っています。
分配金についても、通知がきた都度、報告させて戴きますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
会計士D
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