会計士試験合格までの道のり(前編):実体験を基に解説

会計士

皆さんこんにちは、会計士Dです。

前回に引続き、会計士をテーマにお伝えしたいと思います。

本日は、会計士試験に合格するまでの具体的な道のりについて、お伝えしたいと思います。

記事をドラフトしていたところ、かなり長くなってしまいました。

そのため、今回は2回に分けて投稿させていただきます。

この記事が参考になりそうな方
  • 会計士の資格に興味がある方
  • 会計士の受験生活がどのようなものか知りたい方
  • 会計士受験と大学生活の両立について気になっている方

上記の方々にとっては、(少しデータとしては古いかもしれませんが)会計士受験生活の1サンプルとして、ご参考いただけるのかと思ってます。

全て、会計士Dの受験生活のリアルです。話は一切盛ってません。

サマリー

  • 1部:会計士受験を始めるまで(きっかけ)
  • 1部:会計士試験の受験生活(前編)
  • 2部:会計士試験の受験生活(後編)
  • 2部:会計士試験合格、監査法人就職

会計士受験を始めるまで(きっかけ)

会計士Dが、公認会計士という資格を初めて知ったのは、確か大学に入学した時だったと記憶しています。

会計士Dは、商学系の学部に所属しました。

経営、会計、経済、金融、貿易、マーケティング、、、と様々な分野の学問を授業で選択することができる学部でした。

そして、大学1年の前期に、授業で会計学・簿記を選択しました。

また、大学が資格の予備校と提携?をして簿記3級・2級の合格を目指す有料のカリキュラムがありました。

会計学や簿記について抵抗を感じなかった会計士Dは、簿記2級取得のためにカリキュラムを受講しました。

カリキュラムは、既に公認会計士登録されている会計士の方(しかも大学の卒業生、先輩ですね)が講師をされていたので、講義を受ける中で、会計士の資格の魅力に惹かれていくようになったと記憶しています。

カリキュラムのおかげもあり、大学1年の秋に簿記2級も合格できたので、更なるチャレンジとして、公認会計士試験の受験をすることを決断しました。

大学生活の中で、勉学の観点でも一つ何か大きなことをやり遂げようと思っていたこともあり、会計士試験というものが上手く自分にマッチした感じでした。

会計士試験の受験生活(前編)

受験開始~入門・基礎期

会計士試験の受験生活がスタートしたのは、大学1年の1月頃だったと記憶しています。

会計士試験の受験は、殆どの方が、大学とは別に、資格の予備校に通います。

会計士Dも”資格の学校TAC”さんで、公認会計士講座を受講していました。

今は、CPA(CPA会計学院)さんが、とても勢いがありますね。講師の先生方も、SNSでとても活発に発信されていて、とても刺激を受けています。

おそらく、会計士Dが受験していた頃と現在とでは、カリキュラムも随分変わっていると思うのですが、会計士Dが受験生だった頃は、大学2年の6月くらいまでは、会計士講座の授業が週に3~4回なので、大学と会計士試験の勉強、たまにサークル活動と、大学生活もバランスが取れて充実していたと思います。

この時期に会計士試験の勉強に費やしていた時間は、4時間~5時間/日くらいだったと思います。勉強しないオフの日も結構ありました。

上級期~第1回短答式試験

そして、大学2年の7月頃から、12月の短答式試験(マーク式試験)に向けて、カリキュラムが本格的に始動します。

授業も週に6~7回と、ほぼ毎日ありました。また、授業とは別に計算に特化したテストが週に2~3回もあり、更に、授業が少し落ち着いてくると、今度は短答式試験の模擬試験もあるため、授業・テスト・模擬試験の受講と復習をするだけで、1日が終わります。

この生活が、第1回短答式試験受験の12月頃まで3~4ヶ月続きました。

夏休みといえど、朝から晩まで全ての時間を受験勉強に注ぎましたし、大学2年後期の授業も、必修授業や会計士試験と関連する授業に絞り、受験勉強に支障が起きないように、カリキュラム選択していました。

この時期の勉強時間は、10時間/日はありました。毎日です。

朝7時に起床し、7時半の予備校到着から22時頃まで、昼ごはん・夕ご飯・その他休憩や大学の授業を除く時間は、全て受験勉強に充てていました。

この時期が、受験生活の中でついていくのが一番大変でしたね。

第1回短答式試験、不合格

ここで、会計士Dの会計士試験生活の中で一番辛い出来事が起きます。

会計士D、第1回の短答式試験、不合格でした。。。

財務会計という一番配点の高い科目で、ケアレスミスをたくさんしてしまい、あと1問正解してたら合格というところで、合格できませんでした。

(合格発表前ですが、)受験した当日に、自己採点をして、財務会計の結果があまりにも良くなくて、帰りの電車の中でシクシク泣いていたことを今でも思い出しますw

第1部:おわりに

以上が、会計士試験合格までの道のり、第1部でした。

第1回短答式試験の不合格は、挫折?みたいなものですかね。

自分の人生の中では、辛かった経験の上位には入ってくると思います。

まぁ、社会に出たら、辛いことはもっとたくさんありましたがw

自分が全力で取り組んできたつもりなんですが、努力が報われないという体験を身をもって経験したのは、短答式試験の不合格が初めてだったようにも記憶しているので、かなり印象に残ってます。

次回は、この短答式試験の不合格をバネに、第2回の短答式試験〜論文式試験〜論文式試験後の生活や就職活動、就職について、お伝えしていきます。

会計士D

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