会計士試験合格までの道のり(後編):実体験を基に解説

会計士

皆さんこんにちは、会計士Dです。

前回(会計士試験合格までの道のり(前編))に続き、会計士試験合格までの道のり(後編)をお伝えしたいと思います。

この記事が参考になりそうな方
  • 会計士の資格に興味がある方
  • 会計士の受験生活がどのようなものか知りたい方
  • 会計士受験と大学生活の両立について気になっている方

上記の方々に見ていただくと、少しデータとしては古いかもしれませんが、会計士受験のリアルな生活の1サンプルとしてご参考いただけるのかと思ってます。

全て、会計士Dの受験生活のリアルです。話は一切盛ってません。

気になる点がありましたら、質問いただけますと幸いです。

それではよろしくお願い致します。

サマリー

  • 1部:会計士受験を始めるまで(きっかけ)
  • 1部:会計士試験の受験生活(前編)
  • 2部:会計士試験の受験生活(後編)
  • 2部:会計士試験合格、監査法人就職

今回は2部のお話となります。

会計士試験の受験生活(後編)

第1回短答式試験後~第2回短答式試験

第1回の短答式試験は不合格に終わりましたが、試験自体はまだ終わりではありません。

すぐに気持ちを切り替えて、第1回短答式試験の翌日から、次回5月の第2回短答式試験、そして、8月の論文式試験に向けて、学習を再開しました。

実際のところ、第1回短答式試験まで、本当に全力で取り組んでいたので、勉強のペースを落とすこともなく、日々勉強を継続していきました。

季節は冬になり、新しい授業は租税法や選択科目で週に1~2回程度、あとは論文式試験を念頭に置いた答練という形で、アウトプットに比重をかけたカリキュラムに徐々にシフトしてました。

答練を受講する→答練の復習をする→残りの時間で、次回の答練に向けた復習をする。

この繰り返しで、大学2年の冬は、アウトプットに集中していました。

そして、大学2年の3月末頃に、予備校主催の論文式全国答練(全国模試みたいなもの)が開催されました。

第1回短答式試験は不合格であったものの、これまで継続してきた勉強の成果も実り、全国答練で上位(確か150位辺り)に入ることができました。

短答式試験さえ突破できれば、論文式試験も合格できると、確かな自信がついた答練となりました。

全国答練も終わり、季節は大学3年生の春になっていました。

再び、5月の第2回短答式試験に向けて、勉強を短答式試験に特化させました。

自分の受験仲間をはじめ、12月の第1回短答式試験で優秀な人たちが合格してたからか、第2回短答式試験の模試では、会計士Dも上位10位辺りに入りました。

ケアレスミスさえしなければ合格できる、という自信がありました。

第2回短答式試験はなかなか難しかったのですが、これまでの努力が実り、無事、短答式試験に合格することができました。

第2回短答式試験~論文式試験

短答式試験に合格出来ましたので、会計士Dもようやく論文式試験受験生のステージに立つことができました。

短答式試験当日に自己採点をして、第1回の合格ラインは超えていたので、すぐに論文式試験の勉強にシフトしました。

6月から8月までの2ヶ月間、論文式答練と復習を淡々と継続する日々でした。

もうこの時期になると、学習スタイルが確立され、また、受験生の中における自分の順位(立ち位置)も分かっているため、とにかくペースを崩さずに、8月の論文式試験に向けて、毎日淡々と、勉強を継続していました。

7月の論文式試験直前の全国答練では、全国100位辺りに辿り着いてたと記憶してます。

そして、8月の論文式試験当日がやって来ました。

論文式試験は、3日間試験が続くので、試験としてはかなりの長丁場です。

真夏の試験なので、外は暑いけれど、室内は冷房が効いていて、健康状態にも気をつけながら、試験に臨んだ記憶があります。

「みんなが解ける問題は自分も必ず解く、解ける問題から着手する」、これを全ての科目で念頭において試験に臨んでいました。

論文式試験本番の手応えはどうだったのかというと、予備校で学んできたことは、殆ど全て出し切ることができたので、「これで自分が落ちたら、皆が落ちるでしょ!悔いなし!」と言えるくらいには、やり切った感覚がありました。

会計士試験合格、監査法人就職

大学3年の8月に論文式試験が終わると、すぐに就職活動が始まりました。

合格発表は11月にありましたが、就職活動は試験後すぐに始まるので、少し変わってますよね。

会計士Dが就職活動をしていた時は、会計士業界が超氷河期だったので、3人に1人は監査法人に就職できないくらいに、会計士のマーケットが冷え込んでいました。

会計士Dも、Big4全てにエントリーしましたが、内定を頂けたのは、1社だけでした。

個人的には、コミュニケーション能力も、高くはないものの人並みとは思っていましたので、もう1社くらいは内定もらえると思っていましたが、1社だけでした。

同じ境遇の大学3年の友人たちも、1社しか内定もらえてない人は何人もいました。今のご時世であれば、大学3年生で1社だけ内定はまずあり得ないと思います。

とはいえ、監査法人1社から内定を頂けたので、会計士Dの就職活動はこれを以ておわりました。

修飾活動が終わり、大学3年の夏休み後半からは、しばらく離れていた大学生活にどっぷりつかりました。

昼夜問わずに、とにかく遊び呆けていた記憶です。

毎日飲み会したり、サークルの夏合宿に顔を出したり、花火を見に行ったりと、羽を伸ばしていました。

そして11月、3ヶ月の時を経て、論文式試験の合格発表がありました。

結果、論文式試験に合格し、監査法人に就職することが正式に決定しました。

後日、論文式試験の結果が郵送されてくるのですが、論文式試験本番の順位も記載されてます。

会計士Dの順位は180位くらいでしたね。

おわりに

以上、2部構成となりましたが、会計士試験合格までの道のりを、お伝えしてみました。

振り返ると、会計士試験は、会計士Dが大学時代に1番熱中したことだと思います。

最後までやり切る力、継続することの大切さ、などなど、会計士試験を通じて、貴重な経験が出来たと実感しています。

会計士試験の体験談として、このブログをご覧になられた方の参考となれば幸いです。

会計士D

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