皆さんこんにちは、会計士Dです。
昨日(2021年5月19日)の夜に、仮想通貨の急落がありましたね。
ビットコイン(BTC)は、たった1日で一時20%(日本円で約100万円)も、価格が下落していました。恐ろしいボラティリティーです。
今回は、会計士Dが過去実際に体験した、仮想通貨の流出事件による仮想通貨の暴落と、この実体験から得た資産運用やマネーリテラシーに関する教訓2点について、お伝えしたいと思います。
過去の失敗体験から得られる教訓は、今現在の自分の生きる上での貴重な武器となっています。ブログをご覧になられている仮想通貨や資産運用に興味を持たれている皆様にも役に立つ情報かと思いますので、是非ともお目通り頂ければ幸いです。
2017年末~2018年初の仮想通貨バブル
今から4年前の2017年、1年間でビットコインの価格は、年初の1BTC=10万円前後から、年末の1BTC=200万円前後と、大幅に上昇していました。
ビットコイン以外の仮想通貨も、ビットコインを上回る水準で高騰していました。
まさに仮想通貨のバブルが到来していました。
2017年頃、それまで仮想通貨のことを全く知らなかった会計士Dでさえ、仮想通貨が賑わっていることが、ニュースやSNSを見ていて伝わってきました。
そして、会計士Dも仮想通貨バブルに乗るべく、”Coincheck”さんのアプリをスマホに早速ダウンロードして、2017年末頃に、仮想通貨を購入しました。
金額は、以下の通りです。
- Ripple:50万円相当
- NEM:50万円相当
合計100万円相当を仮想通貨に注ぎ込みました。
これが、悲劇の始まりになるとは、会計士Dは知る由もありませんでした。。。
仮想通貨の流出事件の発生
2018年の1月26日、会計士Dも保有していた、仮想通貨のNEMが、Coincheckの取引所から流出するという事件が発生しました。
事件を受けて、NEMの価格は連日大暴落しました。
大暴落だけでなく、保有していた仮想通貨を日本円に出金することも出来なくなってました。
もう完全に詰んでました。
為す術が何もないものの、事件が発生した日から毎日(というか、会社でトイレに向かう度にトイレにこもって)、Coincheckアプリを起動して、ただただNEMのチャートを眺めていたことを今でも思い出しますw
NEMの暴落に伴う損失額35万円
結局、NEMの出金が全く出来なくなったところ、2018年の1月末頃に、CoincheckがNEMを 1NEM=88.549円で補償しますと、Coincheckからリリースがありました。
2017年末の暴騰時にNEMを購入した会計士Dにとってみれば、暴落した価格で、強制的に返金された形です。
そして、50万円分購入したNEMは、15万円になって返ってきました。
損失額は35万円です。会計士Dの1ヶ月分の給料が吹き飛びました。。。
実体験で得た教訓
これまでお伝えしたように、会計士Dは仮想通貨の暴落を、身をもって体験しました。
この体験を踏まえた、教訓は以下の通りです。
教訓1:価格高騰時に、高騰の背景も理解せず購入しないこと
今振り返っても、当時の仮想通貨の暴騰は、個人的には単なるバブルだったと考えております。
そのような背景を冷静に分析せず、いきなり50万円を仮想通貨に注ぎ込んだんですよね。
今となっては当たり前ですが、購入しようとしている資産の値上がりの理由や将来性など、何も考えずに購入するのは(特に資産価格が上昇基調にある時)は、絶対にしてはいけないことだと痛感しました。
教訓2:自分のリスク許容度を考えること
今回、損失額としては、35万円程度でした。
全く生活が立ち行かなくなったわけではありませんが、このようなボラティリティー(価格の変動)が激しい資産にいきなり50万円も注ぎ込むというのは、あまりにナンセンスでしたし、損失に直面した時、立ち直れなくなるくらいのショックでした。
このような価格の変動が激しい資産に対しては、自分のリスク許容度を考えて、付き合わなければならい(先ずは少額から購入するなど対処すべきだった)と痛感しました。
教訓3:当面、仮想通貨には投資しない
結論、会計士Dとしては、当面、仮想通貨に投資することは考えていません。
環境破壊など騒がれてますし、規制強化を進めている国もあります。
また、仮想通貨・暗号資産の将来性が全く分かってません。勉強不足なのかもしれませんが。
とりあえずは、世の中的にまだ、仮想通貨へのポジティブな印象があるとは感じていないため、注視はしつつも、投資対象としては検討しないこととしています。
終わりに
以上、仮想通貨の暴落・教訓について、会計士Dの体験を下に、お伝えさせていただきました。
暴落を経験しましたが、人生を棒に振るうほどの体験ではなかったので、この機会も糧にして、FIREに向けて今後は、着実・堅実な資産形成をしていきたいと考えております。
次回は、ちょうど本日idecoの口座開設書類等が届きましたので、idecoについてお伝えしたいと思います。
会計士D
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