iDeCoスタート(後編):申込から口座開設までの手続きを時系列で解説

資産運用

皆さんこんにちは、会計士Dです。

今回の投稿では、iDeCoの加入手続完了までの具体的なプロセスについて、時系列を交えながらお伝えしたいと思います。

iDeCoの加入手続きですが、2021年の3月下旬に動き出しまして、実際に加入手続きが完了したのが2021年5月20日でしたので、凡そ2ヶ月かかりました

結構長いですよね。

実際どれくらいかかるのか?、気になると思いますので、会計士Dの実例をお伝えして、今後iDeCoの加入を検討している方の一助となれば幸いです。

この投稿が参考になりそうな方
  • iDeCoを始めようか検討されている方
  • iDeCoのメリット、デメリットについて知りたい方(前回の投稿)
  • iDeCo加入までの手続きやスケジュール感を知りたい方(今回の投稿)

※今回、会計士Dは、楽天証券を通じて、iDeCoの加入手続きをしました。そのため、他の金融機関を通じて手続きをされる場合は、具体的な手順が異なると思われますので、あくまで一例としてご参考下さい。

2021年3月22日:申込情報の入力

先ずはじめに、加入者情報の入力をして、iDeCoに加入するための、申込を行います。

会計士Dの場合は、楽天証券で証券口座を開設してましたので、楽天証券のマイページに存在する、「確定拠出年金 iDeCo」のメニューをクリックして、加入のための申込を行いました。

申込を行うと、登録しているメールアドレスに、「【重要】確定拠出年金の申込手続きを進めてください」という件名で、楽天証券からメールが届きました。

これで、web上での初期的な申込申請が完了した状態です(「申込申請」の完了であって、「申込」はまだ全て完了していません)。

楽天証券から届いたメールの内容としては、「第2号加入者に係る事業主の証明書」を準備して下さい、とのことでした。

2021年3月23日~2021年3月31日:「第2号加入者に係る事業主の証明書」準備、申込

続いて、「第2号加入者に係る事業主の証明書」(以下、証明書、とします。)の準備を進めました。

こちらの証明書ですが、楽天証券から届いたメールに証明書のURLが記載されているため、ダウンロードします。

詳細は割愛しますが、証明書には、会計士D個人の情報だけでなく、勤務先に記載をお願いしなければならない情報が幾つかありました。

そのため、勤務先で当該情報を記載してもらうため、会計士Dの勤務先の人事・総務担当者に、

「iDeCoの申請を行うために、証明書のXXXの欄に記載をお願いできますでしょうか?」

とお願いの連絡をしました。

人事・総務担当の方も、引き受けて下さいましたが、日々の業務を平行して対応されていらっしゃいます。

証明書に記入していただき、全ての情報の記入が完了したのは、1週間ほど経過した2021年3月30日頃でした。

証明書の準備が整いましたので、以前(3月23日)に受領したメールを再度確認し、申込手続きを進めるwebページにて証明書提供や必要情報入力を行いました。

そして、2021年3月31日に楽天証券から、「確定拠出年金の申込を受け付けました」という件名のメールが届きました。

これをもって、iDeCoの申込が正式に受理されました。

2021年3月31日~2021年5月中旬:国民年金基金連合会の加入資格審査

申込が受理された後に待っているのが、この「国民年金基金連合会(国基連)による加入資格審査」です。

そして、この審査というのが一番時間がかかります。

申込受付のメールに、「国民年金基金連合会に送付後、加入資格の審査(審査期間:1~2ヵ月)がおこなわれます。」と記載がありました。

「えぇ~、2ヶ月もかかるんだ・・・」と驚いてしまいました。

ですが、日本全国から届いた申込書類を一つ一つ審査していたら、これくらい掛かってしまうのかなぁ、なんて思いながら、気長に待つことにしました。

ちなみに、国基連の審査中は、審査の経過などの連絡は何もありませんでした。

2021年5月18日~2021年5月20日:書類・メール到着、申込完了、iDeCoスタート

ゴールデンウィークが終わり、申込から1ヶ月半が経過しました。

日々、仕事をしながらiDeCoの申請のことすら忘れかけていた、5月18日と5月19日に、以下3つの書類が自宅に届きました。

  • 個人型確定拠出年金確認通知書(5月19日、国民年金基金連合会から送付)
  • 口座開設のお知らせ(5月18日、JIS&T社」から送付)
  • コールセンター/インターネットパスワードの設定のお知らせ(5月18日、「JIS&T社」から送付)

これら3つの書類が、iDeCoへの加入が正式に完了した場合に手元に届く書類です。

これを以って、無事iDeCoの加入手続きが完了しました。

そして、2021年5月20日、楽天証券からメールで、「個人型確定拠出年金iDeCoの加入手続きが完了いたしました※掛金配分設定のお願い」という件名で、メールが届きました。

楽天証券のwebサイト経由で、iDeCoの掛金配分の設定も完了させ、申込申請から凡そ2ヶ月経過した2021年5月20日に、iDeCoをスタートすることが出来ました。

終わりに

以上が、会計士Dが楽天証券を通じて、iDeCoの申込開始からスタートするまでの、具体的なプロセスとスケジュール感です。

ちなみに、掛金配分の設定が完了したのは、2021年5月でしたが、加入資格は申込をした2021年3月31日付となっていましたので、2021年3月から掛金払込となったようです。

2021年度について、所得控除を3月、4月分も受けることが出来そうです。

やはり、審査の長さが一番驚きましたが、楽天証券のiDeCoに関するホームページでも、1~2ヶ月程度かかる旨は説明があります。

まぁ、iDeCoは60歳までの長ーい資産形成なので、1,2ヶ月は気にせず、気長に待つのが良いかと思います。

上記の内容で、気になる点などありましたら、会計士Dの経験した範囲であれば、可能な限りお答えしたいと思いますので、ご質問がありましたら気軽に頂ければ幸いです。

iDeCo加入の投稿は以上となります。ありがとうございました。

会計士D

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